FLUENTE店長の四方山話

自転車について徒然につづっています。

営業時間変更のお知らせ

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都合により、明日4月14日(火)より火、水、木曜日は開店時間を12時からといたします。

金、土、日、月曜日は、今まで通り10時よりの開店でございます。

突然のことでご迷惑をおかけしますが、よろしくお願い致します。

 

FLUENTE

TEL&FAX 03-5426-3868

info@fluente.jp

Happy Birthday FLUENTE

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本日 3月3日、FLUENTE は 9回目の開店記念日を迎えることができました。

日頃ご利用いただいている皆様のお陰と感謝いたしております。

これからも 、FLUENTE は皆様の自転車生活の充実と自転車の利用の発展のために様々なご協力やご提案をさせていただきます。
今後もご支援のほどよろしくお願いいたします。

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現在、「シーズン直前 オーバーホール&フィッティングキャンペーン」を開催致しております。

オーバーホールの工賃及びフィッティングを 10%OFFにて承ります。

3月31日までの開催致しております。

この機会に是非ご来店ください。

お待ち致しております。

 

FLUENTE 

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http://www.fluente.jp

 

オーバーホール&フィッティングキャンペーンのお知らせ


オーバーホール&フィッティングキャンペーンのお知らせ。

FLUENTEでは、2月22日(土)から3月31日(火)まで、「シーズン直前 オーバーホール&フィッティングキャンペーン」を開催いたします。

期間中は、オーバーホールの工賃及びフィッティングを10%OFFにて承ります。

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この機会に、オーバーホールで今まで手を入れずに来てストレスが貯まったベアリング部やシフトレバー内、ホイールなどをリフレッシュ。

自転車が、気持ち良くスムースに走るようになると共に、重要な部分のパーツの寿命も伸ばせます。

 

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フィッティングは、自転車を一人一人の身体に合わせオーダーメイドのようにポジションを構築し、長時間時間楽に自転車に乗り続けることのできるよう、また、効率の良いペダリングスキルを身につけるためや高い出力を長く出し続けられるようにポジションを設定していきます。


詳細は、ホームページ内の「FLUENTEでできること」をご参照下さい。


リフレッシュした自転車とフィッティングにより乗りことがより楽しくなったポジションで、新たな自転車シーズンを満喫しましょう。

 

ご依頼お待ちしております。

 

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ステム引き上げボルトの交換とウスの改修

 

お客様より、ステムの引き上げボルトをねじ切ってしまったのでステムを交換して欲しい、とのご依頼を承りました。

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ステムは、チネリ1Aブラックカラーです。

 

チネリ1Aステムは、近年復刻生産されていますが、シルバーカラーしか用意されていません。

自転車の組み付けのバランスを変えないために、引き上げボルトを交換して同じステムを使用できるようにします。

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ねじ切れた引き上げボルトとウスを回収して確認すると、引き上げボルトのネジの直径はφ7mmでした。

ウスの形式は台ウスです。

1Aステムの引き上げボルトは補修部品としては入手できません。

他のステムの引き上げボルトを流用しようとしても、入手可能な引き上げボルトでネジ径が7mmのものはありません。

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手持ちの引き上げボルトとウスはネジM8×1.25(ネジの直径がφ8mm、ピッチが1.25mm)、ウスは斜ウスです。

 

M8の引き上げポルトを1Aステムに入れたところ、ボルトの頭はステム上部の座グリ部から殆ど飛び出さずに取り付き、長さも使用できる範囲ですある事が確認できました。

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1Aステムを斜めウス式に改造して、手持ちの引き上げボルトと斜めウスの使用に変更するよりも、台ウスのネジをM8×1.25に改修した方が簡単に早くできます。

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台ウスのネジ穴を、ドリルでM8×1.25のタップの下穴寸法に拡張して、タップで新たなネジを立てたました。

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これで、手持ちの引き上げボルトと1Aステムの台ウスを、組み合わせて使用することができます。

 

1Aステムブラックカラーに組み付けて、ステムを自転車に取り付け、引き上げボルトを閉めてステムを固定しました。

ステムを固定するために引き上げボルトを締め上げた感触は、ネジ径がM8と太くなったためかなり剛性感が高まり、より確実に固定できるようになりました。

 

充電フロントライト

 

コストパフォーマンスに優れた充電式フロントライトです。

CATEYE  HL-EL 850RC AMPP500

¥6,000 +税

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コンパクトな内装バッテリーと必要にして十分な5000ルーメンの光量に設定することで、価格を抑えています。

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ハイ(500ルーメン 1.5時間)、ロー(250ルーメン 3時間)、デイタイムハイパーコンスタント(500/250ルーメン 5時間)、点滅(250ルーメン 50時間)の4つのモードが搭載されています。

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レンズによる配光が上下対象なので、ハンドルの上にも下にも取り付けて使用できます。

レンズの形状により、サイドからの視認性を高めています。

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オプションのヘルメット用ブラケットやフォークセンターブラケットにも対応しています。

 

 

視認性と防水性に優れたリアライト

付属の視認性と防水性に優れたバッテリー式のリアライトです。

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CATEYE  TL-LD 180-R  ¥2,500+税

 

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視認性の高い、点灯(120時間)、点滅(180時間)、ラピッド(160時間)3つのモードを搭載し、単4電池2本のバッテリーを使用して長時間使用可能です。

一時的に水没しても機能に問題が起きないIPX7レベルの耐水性が確保され、雨中での使用も安心です。

 

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薄いボディ形状でも360°の視認性が確保されています。

 

付属のSP-1ブラケットで、シートポストやシートステーに工具の使用無しで確実に取付けることが可能です。

ベルトや衣類、カバンなどに簡単に取り付けることができるC-2クリップも付属しています。

 

 

 

Cレコードクランクのチェーンラインを調整しました。

あけましておめでとうございます。

本年もこのブログをよろしくお願いします。

 

 

それでは、本年最初の記事です。

 

お客様より、ロードバイクの点検調整を承りました。

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チネリスーパーコルサ。 殆どがカンパニョーロの部品で組まれています。

中古を入手されたとのことでしたが、リヤディレイラーの動きが悪く、変速が思うようにできないので調整して欲しいとのご依頼でお持ち込みされたものです。

リヤディレイラーの動きの悪さは、テンションスプリング部内部に封入されていたグリスが粘土のように固まり、テンションスプリングが殆ど効いていないために起こっていました。

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リヤディレイラー以外を点検していくと、クランクが外側に付き過ぎているのが目に止まりました。

チェーンラインを測定してみると50.2mmあります。

カンパニョーロのハブのチェーンラインは、43.5mmに設定されているので、クランク側のチェーンラインも合わせて組まなければなりません。

スクエアテーパーのクランクシャフトとの嵌合具合を見ても、嵌合が浅くテーパー部の半分以下しか嵌め合わされていないのがみて取れました。

これは、JISテーパーのクランクシャフトと組み合わせてあるために起きていることです。

使用されているCレコードのクランクのテーパー嵌合部はISOテーパーになっていて、JISテーパーの方が太いのでクランクの嵌め合いが浅くなってしまいます。

ISOテーパーを採用した適切な長さのシールドBBに交換して、クランクとシャフトの嵌合状態を改善し、チェーンラインを調整することにしたました。

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Cレコードクランクには、ワンキーリリースが採用されているためクランクを外すにはフィキシングボルトを緩める方向に回せば外れます。

フィキシングボルトのアーレンキーのサイズに、アーレンキーのセットには含まれていない7mmが採用されています。

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画像上が外したシールドBB。 シマノBB-UN 72で長さが115.5mmありました。

これを画像下側のトウケンのシールドBB、ISOテーパー 111mmに交換します。

Cレコード純正のBBは、カップ&コーンタイプでしたが、クランクシャフトの規格はISOテーパーで長さ111mmでした。

イタリアブランドのフレームなので、BBのネジ規格はイタリアンです。

外したシマノのシールドBBのテーパー部の嵌合跡が、テーパー部の半分以下しか付いていないのがみて取れます。

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シールドBBを交換して、クランクを組み付けました。

スクエアテーパー部の角度が適切になり、テーパー部の2/3程度まで嵌合しています。

この程度までクランクとクランクシャフトが嵌め合わされている状態が正常です。

チェーンラインを測定すると、43.5mmでした。

変速操作をしてみると、クランクが適切なチェーンラインに設定されてチェーンの捻れが減ったために、変速機の作動がスムーズになりました。