FLUENTE店長の四方山話

自転車について徒然につづっています。

完組ホイールの調整とオーバーホール


FLUENTEでは、自転車の組み替え、組み上げ、オーバーホールを承っております。
FLUENTEまでご相談ください。



FLUENTE
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お客様よりロードバイクのオーバーホールを承りました。

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ホイールは、XeNTis SQUAD 4.2 
リムハイト 42mm のフルカーボンチューブラーリムでインナーニップル仕様です。

XeNTis のカーボンリムはブレーキゾーンが独自の構造と仕上げになっていて、アルミリム用のブレーキシューを使用することができます。
スポークテンションに対する強度も高く、フルカーボンリムとしてはかなり高いところ迄スポークテンションを高めることができます。

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振れ取りとハブのオーバーホールを行いました。
ホイール振れとセンターは、お買い上げいただいたときに調整してお渡ししてますので、前後ホイール共、使用していれば出る程度の縦横の振れがありましたがセンターのズレはありませんでした。
リヤホイールは、ノンドライブ側がラジアル組なのであまりスポークテンションを高められないのですが、ハブフランジがハイローなのと、何よりもリムの強度が高くドライブ側のスポークテンションをかなり高いところ迄高めることができるので、ノンドライブ側のスポークテンションもまずますのところ迄スポークテンションを高めることができています。

ハブには、前後とも小型のシールドベアリングが採用されています。
フロントハブは非常に回転がスムーズでしたが、内部を洗浄して質の良いグリスに入れ替えました。
リヤハブは、ハブシェル内部のベアリングの回転に抵抗を感じましたが、ベアリングを洗浄してからのチェックでは異状は感じられなかったので、質の良いグリスを充填して対処しています。

インナーニップル仕様のチューブラーリムなので、振れを調整するためにタイヤを剥がす必要がありますが、この機会に前後タイヤのローテーションをしています。