FLUENTE店長の四方山話

自転車について徒然につづっています。

36Hのハブで24Hのリムを組む

FLUENTEでは、乗り方や体重を考えて組み上げる手組みホイールの企画、組み上げを承っております。
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以前、32Hのハブと24Hのリムで組んだホイールを紹介しましたが、今回は、36Hのハブと24Hのリムでホイールを組みました。

32Hのハブの場合は、スポーク穴の数から使用するスポーク穴が不規則になるため、スポークパターンも不規則なものにして対応していました。

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36Hのハブで24Hのリムを組む場合は、スポーク穴を均等に使用して位相のズレも無くスポークを張ることができます。

ドライブ側には φ2.0mm、ノンドライブ側には φ2.0-1.8mm のスポークを採用し、ドライブ側とノンドライブ側でスポーク穴の組数を変えて、スポークテンションの差ができるだけ少なくなるようにしています。

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使用したハブは、SHIMANO 105 FH-5800 です。

カップ&コーンタイプのハブは、ホイールに組むと球当たりの調子が変わるので、ホイールに組んでから球当たりの調整をしています。
僅かにキツ過ぎる球当たりの調子だったので、追い込んでスムーズな調子に調整しました。

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5800シリーズのハブはデジタルアジャストシステムを採用していないので、ハブスパナを使用してギリギリまで追い込んだ球当たりに調整することができます。