FLUENTE店長の四方山話

自転車について徒然につづっています。

台北サイクルショー 2017 Part2

Part 1より続く

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TPRはTEKTROの別ブランドになります。
ディスクブレーキが多数展示されていました。
画像は、キャリパーと一体のマスターシリンダーをワイヤーディスク作動させるモデルです。
ワイヤー式のデュアルコントロールレバーをそのまま使えます。
チェーンステーに取付けると思われるダイレクトマウントのキャリパーが展示されていましたが、こちらはセンタープルブレーキそのものですね。

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会場には、フレーム部品やフレームチューブから溶接やホイール組みのマシンまで、自転車の製造に関わる会社のブースも多数出展しています。
画像は、フレームチューブメーカーのパンフレットです。
MTB向けですが、アルミチューブは、押し出しやハイドロフォーミング、プレス、スエージングなどを駆使して、形状は自由自在といった印象です。
パンフレットのチューブを選択して溶接すると、MTBの前三角やBB部分にE-bikeのユニットを取り付けられる形状に作ればMTBタイプのE-bike用前三角が出来上がります。
前三角の溶接用に、回転する保持台と腕にTIG溶接のトーチを着けた溶接ロボットが展示されていました。
前三角の溶接はスペースがあるので、溶接ロボットで溶接して、スペースの無い後ろ三角と小物を人間が溶接してフレームを完成させているようです。

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展示会場の外の展示スペースで、大々的に発表会が開かれていた、DAHON の新型フォールディングバイク。
16インチのタイヤ(HE)で、折りたたみ方やたたんだ後のまとまり感はBrompton にそっくりです。
DAHONBrompton の売行きが無視できないということなんでしょうね。

ワールドトレーディングセンターのブースにも足を運びましたが、こちらは規模小さなブースが集まっていました。
あるブースは、丸ごと名の通ったブランドのOEM製品の小物でいっぱいで、流石に台湾と思わせられました。

4日半全てを使って隅々までサイクルショーを見て周りましたが、雑誌やブログで知るのと実際に見て見るのでは大違いでした。
特にフレームやホイールの製造に関する情報をさやE-bikeの隆盛は、日本にいるとあまり目にできないものです。

5日間のお休みをいただいて、大変貴重な体験をしてきました。


オマケを1つ

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昼食に入った食堂のネコ様。
入り口のマットで日向ぼっこのところをパチリとしたら、睨まれてしまいました。