FLUENTE店長の四方山話

自転車について徒然につづっています。

台北サイクルショー 2017 Part1

3月21日から25日の5日間お休みをいただいて、台北で開催されるサイクルショー TAIPEI CYCLE 2017 に行ってきました。

台北ショーは世界3大サイクルショーの1つです。
台湾は自転車生産の中心地であり、台湾ショーには、有名ブランドだけで無く、有名ブランドのOEMを行なっている製造メーカーが多数出展しています。

雑誌でも取り上げられていますが、実際ところどんなメーカーやパーツが出展されているのか、世界的な自転車自転車事情がどうなっているのかなど、4日半の間興味深くいろいろなものを見ることができました。

台北ショーは街の中心地からやや離れた南港展覧館と高層ビルで有名な台北101の隣にあるワールドトレーディングセンターを会場に行われます。
22日(水)から25日(土)まで行われましたが、基本的にはビジネス目的のショーなので、一般公開は24日(金)から、最終日の25日(土)は15時で終了という、商談やミーティングで来場する人優先の開催スケジュールです。

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自転車業界の関係者は、事前に登録しておくとパスが発行されて、コードをスキャンすることで何度でも入館することが出来ます。

ブースの数は、全て合わせるとサイクルモードの5倍以上あるようで、とても1日では見て廻れません。

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会場で目立っていたのはE-bike。
電動アシスト自転車ですが、MTBタイプは当たり前と行った感じで、ハードテールもフルサスも様々なメーカーが多数展示していました。
画像は、FUJIのMTBタイプのE-bike。
モーターユニットは自動車の電装品メーカー BOSCH 製です。

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こちらはモーターをシートチューブに内蔵させてBB内部でクランクシャフトを駆動するとタイプで、ロードタイプでもスッキリまとまって見えます。
バッテリーをダウンチューブにでも内蔵すれば、外見からは E-bike とは分からないようにできそうです。
E-bikeはGIANTもブースの目立つところに展示していました。

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雑誌では、スポーツ自転車のは殆どがアルミかカーボンしか無いような扱いですが、
チタン、ステンレス、クロモリを使ったフレームもまだまだ展示されていました。
画像のロードモデルのフレームは、前三角に6/4チタン合金のバテッドチューブが採用されたモデルです。
6/4 チタン合金のシームレスチューブを使って作られた自転車フレームは、初めて見ました。
このメーカーのカタログを見ると、ロードからハードテールのMTBまで、様々なチタン製のチューブを組み合わせてフレームを作ることができるようです。
ステンレスのフレームも製造しています。

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こちらは、合金チタン製のスポークニップルです。
実際に使う場合、固着を防止しながら緩みどめをどうするのかが悩ましいですね。

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MAXXISからチューブラータイヤが出展されていました。
重量は重めですが、アンチパンクベルトを備えて、チューブはブチルながら厚さ0.45mmの最軽量品だそうです。
チューブラーよりクリンチャーの方が転がり抵抗画像小さいと言われ初めていますが、実際使って見るとチューブラータイヤに優位性を感じるのですが。
特にカーボンリムを使用する場合は、プロチームでもチューブラーを選択していますので。

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イタリアブランドのロードモデルで所謂ビンテージロードといわれる復刻モデルが増えてきましたが、こちらはBottecckiaの復刻モデル。
人気のカラーリングですね。

Part 2 に続く