FLUENTE店長の四方山話

自転車について徒然につづっています。

アルフォーネとレフティ用のハブで20インチのホイールを組みました。

お客様より、ホイール組みを承りました。

リムは、ETRTO 451 径で50mmハイトの32H、ハブは、フロントがレフティ用で、リヤがアルフォーネ 8Sです。

リムとハブはお客様のお持ち込みで、オールブラックのホイールをご希望です。

このホイール用のスポークは、長さの関係で φ2.0mm プレーン しか選択肢がありません。
ニップルはブラックをご希望でしたので、アルミニップルにしてあります。

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リヤのアルフォーネのハブには、わずかにオフセットがありますが、左右のスポークテンションのバランスに影響する程ではなく、ディスクブレーキ仕様なので 左右とも6本 JIS組です。

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フロントもディスクブレーキ仕様ということ、左右とも 6本組にしようと思いましたが、ハブフランジ Hi-Lo になっていて、ディスクプレート側のフランジ径が大きので、左右のスポークテンションのバランスを補正するためにディスクプレート側を4本反対側を6本の逆イタリアンで組んであります。

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レフティ用のハブを振れ取り台にセットするためにはダミーのハブシャフトが必要になりますが、ダミーのハブシャフトもお客様がお持ち込みされています。

451径で50mmハイトのリムとかなりのラージフランジのハブの組み合わせで、φ2.0mmのスポークが32本ということで、意識してスポークテンションを上げなくても十分以上の剛性に組み上がります。
縦横の振れを追い込んだだけのスポークテンションでも、馴染み出しの作業では全くたわみが感じられませんでした。