FLUENTE店長の四方山話

自転車について徒然につづっています。

台北ー淡水サイクリング 1

11月29日から12月2日まで台北に行って来ました。

毎年、台北で行われるサイクルショーの下見をして来ました。 加えて、近年台湾では台湾全域でサイクリング向きのコースの整備や紹介に力を入れているので、台北近郊のサイクリングコースを実際に体験したいと思い、実際に台北から淡水川河口の街の淡水迄往復のサイクリングに出かけました。

事前に調べところ、淡水の街でレンタサイクルを借りてポタリング程度のことができることが分かりましたが、調べて行くと、台北のショップでロードバイクをレンタルすることができることが分かりました。
折角なので、同行してくれた妻と二人、ロードバイクをレンタルして、ショップから淡水の街まで淡水川に沿いにあるサイクリングロードを走って往復することにしました。

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台北の西の外れにあるGIANTショップです。
広い道路を渡ると直ぐに淡水川に出ることができます。

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マウンテンバイクとロードバイクをレンタルできます。
レンタルには、パスポートなどの身分証を預ける必要があります。
私達は、事前の予約無しで行ってロードバイクを2台レンタルしましたが、ロードバイクはサイズの選択がシビアなので、事前にサイズなどを確認して予約した方が良いと思います。

ロードバイクは、シートピンがクイックに変更してあり、シートの高さを簡単に調整できるようにしてありました。
パンクに対応できるように、予備のチューブ2本とタイヤレバー、ハンディポンプも貸してもらいました。
スタッフに英語話せる方がいたので、スーパーブロークンイングリッシュで何とかお願いすることができました。

ロードバイク2台を借り出し、淡水川に出てサイクリングロード脇の広場でサドルの高さの確認とメカのチェックをして、いざ淡水に向けて出発です。
台湾は右側通行なので、左側のレバーがフロントブレーキになっているのには要注意です。
パニックブレーキの時は特に危険ですが、幸い私も妻もパニックブレーキなどという状況には一度もなりませんでした。

事前に妻に調べて貰った情報では、台北側のサイクリングロードは古くて狭く、淡水川対岸の新北市側のサイクリングロードは新しくて広く快適だとのことなので、一番近い台北大橋を渡り対岸のサイクリングロードを走ります。

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レンタルしたGIANTのアルミロードバイク2台と台北から新北市に渡った台北大橋です。

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新北市側のサイクリングロードは、広く快適です。
途中少し狭くなるところもありましたが、殆どは映像のように広くて開けた感じのコースが続いています。

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途中、この先渡る関渡橋の見える長い直線で小休止。
映像の赤い橋が関渡橋です。
ロードバイクのボトルゲージに付けているボトルは、借りた物ではありません。
このサイクルボトルに形もサイズも同じボトルにスポーツドリンクが入った物が、台北ファミリーマートで売っているのを見つけて購入した物です。
味は、グレープフルーツ風味のスポーツドリンクでなかなか美味しかったですよ。
さすが、サイクリングが盛んな国なんだと関心しました。
日本でもぜひ売り出して貰いたいものです。

関渡橋に行く途中で、レンタルサイクルでサイクリングしている二人組に声を掛けて、何処まで行きますかとスーパーブロークンイングリッシュで聞いてみたところ「バーリ」までと返って来ました。
そのときは分からなかったのですが、橋を渡らずにそのままサイクリングロードを進むと、淡水の対岸の街「八里」に着きます。 「八里」が「バーリ」なのでした。

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関渡橋を渡って対岸の淡水側に来ました。
渡って来た関渡橋です。

対岸のサイクリングロードは、舗装や柵が古くて道幅は新北市側の半分くらいしかありません。
ここは橋を渡って直ぐの線路沿いの道で、川が開けて見えますが、この先は殆ど川が見えない狭く閉ざされたように感じる道が続きます。
道が狭いので、歩行者がいるところでは後ろから声をかけながら走っていました。 常に日本語で「左側行きます」(右側通行の国なので、追い抜きは左側からになります。)と言っていたのですが、あるとき年配の男性に声をかけたら「どーぞー」と流暢な日本語で返されてチョットびっくり。
ひょっとすると日本の方だったのかもしれません。

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再び開けた道に出ると、淡水の街に到着です。
サイクリングロード脇の広場から、淡水駅が見えます。

ここ迄、撮影や休憩をしながら約1時間30分程度の行程でした。